筋診断の四理論

◎筋診断の4つの理論

 筋診断を構成するのは(1)経絡理論 (2)診断筋理論 (3)平衡理論 (4)身心統一理論です。

 ●筋診断の目標は 

  《不調の身心を調え、現状でもっとも快適で自分自身に対して肯定感を得る》ことです。

  「不調の身心」は病気やケガだけではなく不快であったり気力が湧かないというようなことです。

  それを「調える」というのは、全経絡の<平>を得ることですが、その指標は

      @患者本人の納得

      A各診断筋の左右弛緩平衡

      B骨盤の左右平衡

  によって確認します。

  人間は「心の動物」ですから、体が調っても心が晴れていなければ「直った気」がしません。その直った気というのは、

  気持が良いということとこれでいいのだという自分自身に対する肯定認証です。

 

●第一理論

  この筋診断の目標は、4つの理論によって裏打ちされます。これらの中でもっとも複雑で難解なのが「経絡理論」です。

  その理由は、複雑でおびただしい経験とあい矛盾する伝承に裏打ちされているからです。 

  それを分かりやすいように簡素化して、筋診断を庶民の宝にするために経絡の見方を大胆に見直して、活きた道具にする。 

 

●第二理論

  診断筋理論は、AK(アプライド・キネシオロジ−)の基礎理論から導き出されました。

  AKは「特定の骨格筋の筋力はそれに対応する内臓の機能の順否に比例する」と主張しました。

  この原理はアメリカのカイロプラクタ−、ジョ−ジ・グッドハ−トによって1960年に発表されたものですが、

  それまでは筋肉(骨格筋)は姿勢を保持したり運動を形成する道具とだけ思われてきたので、衝撃的な理論でした。

  実際、AKの背後には東洋医学の見識があったのです。

  筋診断の創始者河野忠男先生はAKの主流である草創期の「タッチ・フォ−・ヘルス」に学び、これを大胆に経絡理論と接合

  させて独自の道を切り開いたのです。

 

●第三理論

  「平衡理論」は、今の筋診断理論の中核、心棒です。

  腹診点を押圧して圧痛がない(おなかが弾力にある状態)ということは、内臓の機能に流動性が回復したということで、

  平滑筋群平衡状態と言えます。平滑筋群と経絡は密接に関係していることは東洋医学の常識ですから、

  それで、経絡は平になったと読むわけです。

 

●第四理論

  「身心統一理論」は、東洋医学の立場ではあたりまえのことのようですが、それは「治療を行なえば身心は自ずと調う」

  ということではありません。

  身心統一には、数々の術があります。(詳細は、筋診断の四理論 下 に記載)

  身心を統一できたら、それを維持すること・破れにくいようにすること・破れても復原することが大切で、

  そのような身心を作ることが目標になります。

 

            上記は、以下のテキストの抜粋です。

                ・筋診断読本 1・・・・・・体の不思議 色の力

                ・筋診断読本 2・・・・・・筋診断の四理論 上

                ・筋診断読本 3・・・・・・筋診断の四理論 下