このたび、指導員審査会で合格した井上です

                                                     

ほかのものにはない気功の面白さを感じたとき 

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 私が感じる気功の面白さについて述べます。 これまでスポーツジム、テニス教室等に通ったりした経験もありますが、楽しく、満足感はあったものの、続きませんでした。今回審査会を受けるにあたって、福岡気功の会の気功教室に通い始めて何年になるのかを初めて意識しましたが、5年が経っていました。自分自身は5年も経っているとは思わず、まだ3年か4年くらいに思っていました。5年間、辞めたいとも思わず、通い続けてこられたのは、精神的にリラックスしていられたからだと感じています。仕事の後に気功教室に通うので、仕事の都合で休むことになる場合もあります。普通の習い事だと欠席する際は、必ず連絡をいれなければならないところですが、連絡をしなくていいというのは精神的な負担がありませんでした。また、欠席した翌週の教室に出席した時に欠席したことを聞かれたりしないところも続けられた要因のひとつです。これらのことにより、ありのままの自分が受け入れられているという感覚が自分の中に育ちました。気功教室の中で、自分が受け入れられている感覚が育ったことで、今度は自分が自分をそのまま受け入れていいという精神的な自己受容が促されました。現実生活の中では、”ねばならない”、”すべきだ”などの強制的な力が働く場面が多く、いつの間にか自分で自分自身にも強制的になってしまいがちです。そんな時、気功でリラックスした状態を体感すると、リラックスする前の状態とリラックスした状態を比較できるので体感の違いが認識し易くなります。また、気功は、他者との競争・比較等が発生しにくいので精神的にリラックス度が増し易いと思います。精神的な状態の変化を体感で確認し易いことは、ほかのものにはない気功の面白さのひとつだと思います。 気功を始めてから体調に明らかな変化が現れました。気功を始める前は、毎月風邪を引いているような状態で、毎月病院のお世話になっていました。体温も血圧も低く、手足の冷えもあり、朝起きられない日があったりしました。気功を初めて2年くらい経った頃から、手足も少しずつ暖かくなり、風邪を引く回数も明らかに減ってきました。段々と体の変化に敏感になってきて、風邪を引く前に対処できるようになってきました。体調の変化を感じるようになってくると、自分の体の癖が分かるようになり、以前より自分に対して関心が強くなりました。気功を始める以前の自分が、いかに自分の体の状態を見ず、大切にしていなかったかという事実に気付き、驚きました。何しろ自分では大切にしていると本気で思っていました。しかも、私の体は、自分の状態に気付いていない私に向けて一生懸命にサインを送り続け、体のサインに気付かない私に体が諦めた時、病気になって知らせてくれていたのではないかと思うようになり、だんだんと自分の体を愛おしく思うようになりました。すると、ますます体調が整ってきました。このように自分の健康状態を自分で確認できるようになることも気功の面白さだと思います。 気功を始めたばかりの頃は手足や体の動きを真似することに必死で分かりませんでしたが、動作に慣れてきて少し気持ちに落ち着きがでてくると気功をしている時、空間の温度差や目には見えない何かが動くのを感じるようになってきました。”気”を感じられるようになってきた頃から、集中力が増し、その場所にいる”自分”という存在に集中でき、”自分の心と体がひとつになって今ここある”という感覚がします。1人で気功をしている時に感じる”気”も気持ちの良いものですが、複数で気功をしている時は、何とも表現し難い至福感が湧き上がります。ピラティスやヨガも気功と似ている部分があり、形や筋肉などを意識することで集中力が高まりますが、あくまでも個としての感覚が強く、”気”を体感することはありませんでした。複数で行っても1人で行っても、そこにある自分を自分自身で体感できることは気功のもつ面白さだと感じます。

 気功は、年齢性別に関係なく、体を動かせるくらいの空間があれば、いつでもどこでも、一人でも複数でもできるものです。気功は、私が気付いていない面白さが、もっとありそうなところにも面白さを感じています。