福岡県で気功術を研究する
NPO法人福岡気功の会

新『福岡気功の会』ホ−ムペ−ジ

ついに、 気功家 山部嘉彦嘉彦会長の手作り

新『福岡気功の会のホ−ムペ−ジ』    

が完成しました。最新情報はこちら   

アドレス: http://equilibration.org/index.html

気功通信教育講座のお知らせ

福岡気功の会の通信教育教材が完成しました。

5年の年月を掛けて、ついに完成しました教材はこれです。

【テキスト】
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【DVD】
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関連リンク

【気功の関連】
【治療の関連】

http://boocsscience.or.jp/index.html

総会のお知らせ

会員各位

平成24年度 NPO法人 福岡気功の会の年次総会を7月1日、ももちパレスにて開催しました。

事業報告、会計報告、事業計画など、了承されました。

【ポイント】
  • 気功通信教育の教材が全て完成した。
  • 新公式ホ−ムペ−ジが完成した。
  • 相変わらず、今年も決算は赤字。赤字団体である。

NPO法人 福岡気功の会理事長 気功家 山部嘉彦 嘉彦

総会で功労者を表彰しました。

会の発展に貢献された方々です。ありがとうございます。 

【記念講演】

●稲舛先生(ぎんなん治療院院長・鍼灸師・福岡健康医学社社長)

鍼灸師を越えた鍼灸の先生でした。

手術痕(メスで切った痕)で身体の異常がでる場合があるそうだ。 

腰痛は、改善したかな、片山先生

 平成23年度 総会のケンタロ−くん

●ケンタロ−の演舞 

会員のみなさん、事務局に遊びに来てください。

事務局の隣の住人がネコを飼っている。(玄関前で餌を与えているだけ、が正しい)半年前に生まれた子ネコが、今では、廊下は、わが天下にしています。これも愛嬌。見に来てください。

野口の「つれづれ日記」

つれづれ日記

26年1月23日・本業となった整骨院に集中したく、気功の会の仕事をお休みしています。ブログの更新も休止していました。少しだけ再開します。最近、私が拘っているのが、ウイルス/細菌です。ノロウイルスが今は、話題を独占しています。自己筋力診断テストでウイルス/細菌の感染を調べることができます。私の診断では、ノロウイルスは、大腸の下降結腸、S状結腸、直腸に感染します。このときの症状は出ていないようですが、膵臓、肝臓、胃、食道などに感染すると、身体が重い、ダルイを患者さんが訴えます。感染が進み、背骨に入ると、嘔吐と下痢の発症となる。西洋医学では、嘔吐と下痢の症状でノロウイルスの感染としますが、これは遅い。ノロウイルスの感染を確認しても、医学会には薬はない。回復を持つのみ。では、治療法はあるのか。ある。脳脊髄液循環システムを活性化してやると、改善していく。詳細は、「とふろう団地整骨院」のHPをご覧ください。

25年7月30日・NPO法人は、2年に1回、登記変更届けをお国(法務局)に提出する。書類作成には、法務局のお役人様のご指導を受けて作成した。2度、法務局に伺い、3名のお役人様からご指導を受けた。これで訂正無し、で提出した。がだ、後日、電話が来て、訂正のため来庁せよと。年月日が違う、とのこと。先に指導したお役人の指導で決めたのだが。最後の4人目のお役人が正しく、先の3名のお役人様はウソの指導をしたのだろうか?4人目のお役人様が言った。早くしないと、過料(軽い行征罰)がかかりますよ、と。その後の3日間は腹が立ってしかたがなかった。この国は役人天国だ。

25年6月25日・無事に平成25年度の総会が終わった。大幅な赤字決算書の報告を聞けば誰も何も言えない。赤字は気功家 山部嘉彦会長が一人で被っているから。会を潰してはいけない、と例年になく、心を込めた寄付金が集まっている。会員さんの応援で今年も存続できる。「貧乏性の気功家 山部嘉彦会長」と「赤字」は双子になった。トホホ。

25年6月18日・6月23日(日曜日)は、福岡気功の会の総会です。会場はももちパレス。午前は総会で会員のみの参加ですが。午後は、講演会で一般の方も来場できます。今年のゲストは、橋口秀雄先生。武術家&治療家のト−クと実演です。テ−マ:使える武術、使えない武術とは。武術で使えるとは、どういう事なのか。会員及び一般の方の参加をお待ちしています。

25年5月21日・当会の会報は、1年前に「身体知」、という題名に変更した。気功の知識以外の常識を学びましょう、という意味で。この「身体知」の語を味わえば味わうほどに、その深みに考えさせられる。【私の場合】毎日、手技治療をしている。身体知が治療の原点である。つまり患者さんの過去そして現状の病、その原因、治療法、全て患者さんのモノを言わない身体が教えてくれる。患者さんの口からの言葉ではなく、モノを言わない身体に聞けば全ての回答をしてくれる。私にとっての身体知は、身体は知っている、意念で身体に聴きましょう、という意味です。

25年5月14日・前回のつづき。他の気功団体がボロボロ解散/崩壊していく中で、我が福岡気功の会が、何故27年間、存続しているのか。前回、書いた以外に。気功家 山部嘉彦会長は貧乏性なのだ。人および会員からお金を取れない性格だ。そんな会長の欠点を会員は知っている。だから古参会員が多く、会員に応援されて福岡気功の会は存続している。しかし、毎年、赤字決算で苦しんでおります。気功家 山部嘉彦会長の貧乏性は変わりそうもない。トホホ。

25年5月07日・世の中は、健康ブ−ムが続いている。が、気功の世界は、相変わらず低迷している。多くの気功団体が消滅しているのが現実だ。我が福岡気功の会は27歳だ。怪しい団体とは一線を置き、真面目に気功の功理と練功を探求してきたお蔭である。加えて、27年間の会報の発行だろう。大変な作業である。発行月は事務局はピリピリになる。5月は会報「身体知」の発行だ。ピリピリが始まった。

25年4月23日・来週はゴ−ルデンウィ-クに突入する。休みもなく働き、身心の疲れがピ−クになっているためカレンダ−どおりに整骨院をお休みにすることにした。働くことが好きな我が夫婦が長期間休むということは歯を喰いしばって休むということです。マンネリ化防止と新たな発想のためにお休みします。が、自分のための気功には休みはない。

 25年4月09日・整骨院開院一周年記念として、先週と今週の日曜日に健康体操(気功)講座を開催している。参加者は、20名のお世話になっている患者さんだ。参加者年齢は30歳から92歳と幅がある。女性100%だ。ほとんどの方が気功は初めての体験。88歳のおばあちゃんは言う「気功は面白い、気を感じるのは簡単に誰でもできるんだね」、と。講座終了後、みんなでお茶のみ会(女子会)となりアットホ−ムで解散となる。

25年3月26日・先週、私事で事務局を欠席した。11回目の結婚記念日だった。11年前の私は、バリバリの企業戦士だった。いずれは社長かも、と言われたものだ。結婚1年後、大喧嘩して辞表を叩きづけて会社を辞めた。気功の先生をしながら夜はバイト生活が続いた。10年間の気功の鍛錬の結果。今では少し怪しい夫婦で運営する整骨院のオヤジになっている。人生はどう転ぶか分からないものだ。

25年3月12日・アホなヤツおります。ホ−ムペジで「気功」で検索してください。そこにユ−チュ−ブがあり、「気功武術家の柳龍拳」の動画がある。弟子をバンバン触れないで投げ飛ばす。がだ、もう一つの動画が面白い。総合格闘家との対戦だ。アッというまに、柳が鼻血をだしてぶっ倒れる。外気功とはこの程度です。
以下のアドレスで閲覧できます。

http://video.search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%B0%97%E5%8A%9F&tid=0de691683a7eabef91f3e343e719f9a9&ei=UTF-8&rkf=2

【HPで柳龍拳を調べたら】大東流合気道免許皆伝 10段 名人位/日本天心流合気道免許皆伝 10段 名人位/龍神秘伝流合気道免許皆伝 10段 名人位/龍神流気合術免許皆伝 10段 名人位/柳流武術気功 10段 名人位・・・たいそうな肩書きだった。本人のHPには治療・除霊なども行なうようだ。コヤツの評価は、各人でお願いします。

25年3月05日・事務局をお休みしていました。というのは、整骨院の税務申告書作成に苦労していました。初めてのことでチンプンカンプンで作業が進まない。が、完了しました。この時期の世の中は税務申告で大変だったのを始めて知った。

心に余裕ができたので、夫婦で九州国立博物館へ出かけた。ボストン美術館の「日本美術の至宝」が開催されていた。奈良時代の仏画など驚く美術品が展示されていた。明治の初めに二束三文でアメリカに売り飛ばされた国宝品だ。明治政府が推進した、西洋文化は勝れている、日本文化はダメの結果だ。日本人の誇りを取り戻す美術品なのに。医療界も同じだ。明治維新後、西洋医者は勝れている、漢方医はダメ。の結果、漢方医は絶滅した。現在、漢方医が西洋医者のような待遇で存在していれば病人は激減しているはずだ。残念だ

25年2月12日・ショック。ブレ−カ−が落ちて、書いていた本日の日記が消滅しました。ショック。再度挑戦します。我が整骨院では初めての気功講座を開催しました。近所の患者さん13名の参加でした。初めての気功体験者がほとんどでした。こんな方が参加されました。/眠れない、熟睡できない。/ゼンソクが酷い。/耳鳴りが酷い。/偏頭痛の方。/自立神経障害の方。/ガン治療を受けている方。/脳梗塞の経験者/朝、目まいがして起きれない方など。翌日、体調を聞いた。熟睡できた。/身体が軽い/発作がでない。完治したわけではないが、改善してきたようだ。病は気から、気功で心・息・身を整えると健康は手に入れることができることが証明できたようだ。病気を治すことを目的にした外気功(詐欺師が多い世界:ア−スハ−トのようなヤカラ)は、つまらない。自分が自分らしく生きるための、自分のための気功(内気功)をオススメします。

25年2月05日・早いもので2月になりました。本日の事務局は、いつものように、緊張の空気が飛び回っています。というのは、会報「身体知」の最終作業。つまり、発送までが本日の作業だ。ピリピリ.

 25年1月29日・先週、気功通信講座のスク−リング番外編が開催された。気の感じ方、気を動かすコツ。加えて、家庭での手当術と気の治め方と題して。初心者でも十分に理解できる内容だった。早速、我が教室で採用している。好評である。

25年1月15日・気功教室での話し。最近、結婚しない30歳代が多い。子持ちで出戻りも多い。なぜ結婚しなければならないのか、と質問されることもある。我が教室の30歳男子いわく「仕事は安定せず、年収は下がっていく、未来は観えない。これでは、結婚は考えられない」、と。この時代にどのように対応していくのか、と問えば「その場、その場で自分が変わっていくしかない」、と。答えは合格点だが、一つの疑問が出てくる。「男一匹、なにがなんでも生き抜く、恋もする」、というのは、時代遅れなのだろうか。合掌

25年1月8日・新年開けましておめでとうございます。本日より、事務局の仕事はじめです。初日より大騒ぎです。インタ−ネットがつながらないのです。回線接続を調べても異常なし。さては、年末の大掃除でパソコンを壊したかも、と事務担当者が震え上がる。NTTに問い合わせると、情けない事にプロバイザ−との契約切れだ。その場で、NTTに回線を開通してもらった。震え上がっていた事務担当者がホッと一息、安心する始末。出足良し。

24年12月11日・11月20日に書いた「カップリング(吸い玉)健康法」のつづきです。気功教室の生徒さんがカップリング(吸い玉)を購入された。韓国産で20個入り、1980円だったそうだ。ご主人の腰痛対策に活用だ。お灸と違い、安全で繰り返し使えるのが長所だ。今日の私の気功教室は、カップリング(吸い玉)健康法教室に変更し、実演指導となった。寒さが厳しい時期は、腰痛、肩こりサンが猛威を振るう。カップリング(吸い玉)は対応策として最適だ。

24年11月27日・本日は、会報「身体知」の作業です。本日完成します。送付します。お待ち下さい。今回も更に、内容が充実しています。

24年11月20日・本日の我が気功教室では、カップリング(吸い玉)健康法が話題になった。簡単に取り扱える健康改善方法だからだ。カップリング(吸い玉)を家庭で使用するのならば、安価な韓国産で十分だ。軽いカゼ症状なら吸玉療法で改善できる。五十肩・腰痛にも効果はある。気功の先生はあらゆる知識が必要で、カップリング(吸い玉)健康法等の指導も求められるのだ。なぜか。

24年11月13日・我が会のホ−ムペ−ジ閲覧の中で「筋診断研究会」を覗く方が多い。そこで、先週、筋診断のホ−ムペ−ジ欄を追加しようとガンバリました。が、完成まじかで、バサット消してしまった。ばかなパソコンに遊ばれてしまった。ショックで立ち直るのに時間がかかった。本日、ガンバリます。

24年11月06日・NPO法人 福岡気功の会というと福岡県内の会員のみと思われることが多い。実は全国版です。当会は1986年に設立した日本では古〜い、気功団体です。全国に会員がおり、最大時は500名の会員を抱えていた。現在では、200名の会員で運営しています。当会の特色は、古〜い会員さんが7割。気功にハマッタラ、面白いから持続してしまう、のでしょう。随時、会員募集中デス。

24年10月30日・急激に寒くなってきた。共時性で皆が肺臓が冷える時期だ。咳き込む方が増えてきた。肺を元気にするには胸椎の3と4番を刺激するとよい。経験では、胸椎の3,4番に『吸い玉』を付けると効果がでる。気功では憾天柱で胸回しが良い。胸椎を動かすのだ、と教室では勧めている。

24年10月23日・我が福岡気功の会の気功教室は、1コマ1時間30分、週1回(月4回)の開催が基本だ。
野口教室においては、毎日30分の気功教室(火曜日は1時間30分)だ。毎日30分間の気功の効果はスゴイ。

①ヒザの調子が良くなったので関東に遊びに行きました。②左肩が毎年この時期に痛くなる、のが痛くならない等。このようなことは重要ではない。これだ、③睡眠薬を飲まなければ寝れなかったのが、自然に眠れるようになった、と。気功は心を扱う。心が安定してきた、ということだ。5分でいいから毎日、気功を楽しむと効果はバツグンだ。証明できた。

24年10月16日・我が夫婦の整骨院では、7月から毎朝8時から30分間の気功教室を開催している。0人からスタ−トしたが、今では、地域の4人の熟女が参加されている。91歳の熟女は毎日トコトコと徒歩で参加される。この91歳に少なくても、あと10年間はピチピチ熟女で居てもらいたい、と私はヒソカニ作戦を練っている。私のイタズラ気功心だ。さてさて。 

24年10月02日・本日は、会報「身体知」の制作です。第4弾です。気功をたしなむ者の教養誌、として発行しています。
今回のもくじ。
1)出発としての死(片山恭一)、2)人間の外面と内面(半田広宣)、3)定方教授の『易学講座』(定方昭夫)、4)筋診断アラカルト5(気功家 山部嘉彦嘉彦)、5)治療師の人間身体論(河野靖好)6)天火同人(気功家 山部嘉彦嘉彦)等など。

興味がある方、購入できます。事務局まで連絡を下さい。

24年 9月25日・夏バテが終わったか、と思ったら、今週は、寒くなった。さっそく、我が家では、電気ホットカ−ペットを出した。上着も長袖にした。私はライダ−(原付バイク)だからマフラ−も着用した。私は、身体を冷やさないことにかけては、臆病者だ。目標体温36.5度から37度を維持したいものだ。

24年 9月18日・昨日、7年間続けた気功教室を引退させて頂いた。最大週5教室を担当していたが、今は、1教室のみになった。整骨院に集中したいために。お世話になっている団地が高齢化し、体調不調の高齢者が多い。師が云われる『一隅を照らせ』自分の住んでいるその場で、皆さんのともし火になりなさい、と。分相応に。気功で養った心身で、どこまで、ともし火になれるか楽しみだ。

24年 9月11日・先日、91歳のおばぁ〜ちゃんが来院してきた。腰が痛いとのことで。しかし、真向法が出来るのだ。つまり、身体が柔軟なのだ。顔色が良く、一人で歩いての来院だ。我が父は、91歳で老衰で亡くなった。この差は何だ。気功が出来るから長生きできる、ということはない。元気で長生きの老人のキイワ−ドがある。①がんこ、②恥を知る、の二つだ。足が痛くても、人前ではキチンと歩く。(痛みを噛締めて)、正坐が出来ないのは恥だ。だから、集会には参加しない。言っていることが正しいか間違いかの問題ではない。ただ、がんこで恥を重んじる老人たちだ。長生きをするのも、やおいかん(簡単じゃない)、とじいちゃんが言った。

24年 9月04日・一ヶ月ほど、日記が更新できませんでした。整骨院の運営で妻がヘロヘロになっていたので、妻孝行のため、事務局を休ませていただきました。加えて、私の両親が老衰でバタバタと亡くなりました。私は様々な分野の達人を知っていますが、まさか、我が両親が達人とは知りませんでした。父が8月17日に老衰で。父を追うように、母が8月19日に老衰で亡くなりました。更に素晴らしいのは、家も葬式代以外のお金も残しませんでした。見事。

24年 8月07日・最近、よく言われることがある。「野口さんは40歳代でしょ」、と。いいえ、私は数年で年金がでますよ、と言うと。ほとんどの方が、口を空け、時間が止まる。見かけはどうであれ、目はショボショボ、硬い食材を口に入れると歯が折れそうになる。肉体の見かけ、機能低下は時の流れにまかせて(気功で少し抵抗しますが)。重要な事は、上手な老いぼれ方をしたいものだ。

24年 7月31日・整骨院には、身体の不自由な患者さんが来院される。不自由どころか悲惨な、と言うほうが適切なような方がいらっしゃる。天はここまで試すか、と思う。しかし、そのような方たちは、少しずつ改善していく。共通していることが一つある。素直で、笑顔が可愛いのだ。現実を受け入れる、そして、あきらめない、そんな患者さん達だ。我が夫婦も出来ることを精一杯尽くさなければ天にしかられる、そんな気がしてくる日々です。

24年 7月24日・7月から、我が整骨院で始めました。朝7時から30分間の簡単健康体操を。内容は準備功+簡単な気功です。週に3・4回参加される高齢者もいます。目に見えて心身が安定されていく。日々、少々の気功の効果を再認識しました。

24年 7月10日・人は忙しいと心を忘れるものだ。4月から整骨院の運営で休みなく仕事をしてきた。フット気づくと、我が夫婦は心身を狂わせていた。今、生活リズムを調整しているところです。これから真夏になります。皆さんも心身の管理に心がけてください。

24年 6月26日・ホ−ムペ−ジを閲覧される方の習性は、文字を読むのが好きな方。本会の公式の新ホ−ムペ−ジは文字が沢山です。遊び心でお読みください。

http://equilibration.org/index.html

24年 6月19日・隔月刊144号に及んだ福岡気功の会の会報『ゆ-き』を改題。リニューアルした会誌『身体知』は《自然のいのちをはぐくむ教養誌》として公刊。会員でなくても定期購読できます。(事務局に問合せください)

多彩な執筆陣。多様なテーマ。深い省察。大胆な思考。

今、私たちはどこにどうしているのか、気功の心と目をもって静かに見据える。その気功的教養が試されているのではないでしょうか。

24年 6月12日・福岡気功の会の公式ホ−ムペ−ジが衣装変えしました。気功家 山部嘉彦会長の手作りです。
まだ、未完成ですが、閲覧してみてください。

http://equilibration.org/index.html


24年 5月22日・ヤフ−で『気功』を検索した。一昔前は、怪しい気功治療院が一番に検索されてきた。今は違う。気功学院(学校?らしきモノ)がトップに並ぶ。短期間で外気功を発光できる、て。なんと、6日間の研修で、だと。我々プロから見ると、首を傾けるが、信じる人がいるのだろう。2番目が中国の中医薬大学日本分校だ。3年間の授業料、約400万円、5年間で約770万円だと。卒業後、認定免許取得といいながら、日本国内では、紙ペラの免許で役にはたたない。皆さん、気をつけてください。検索していくと、腹立たしく、怒りを感じてパソコンを閉じた。

24年 5月15日・種明かしです。・・・何年も前から、「霊元功 合臓功」は勉強会で学んでいた。が、今ひとつ、気功教室で指導するまでには、熟知していなかった。何とか生徒さんに紹介したいものだと思いつつ、何年もの時間が流れた。今回、気功通信講座のDVDが完成した。DVDと過去の勉強会を思い出しながら、「霊元功 合臓功」が我が気功教室で紹介できるようになった、のだ。

24年 5月08日・気功教室では、各生徒さんの私生活には立ち入らない。と言うか、必要がなく、意味がない、気功の愛好家という共時性のみが重要だからだ。加えるならば、誰でも私生活の課題、難問は抱えている、気功で手に入れた心身の元気と活力で解決していきましょう、ということだ。このような考えから、我が気功教室では、気功の中の気功と言われている、「霊元功 合臓功」で心身を整えている。好評である。

24年 4月24日・一昔前のホ−ムペ−ジには閲覧者の交流サイトとして掲示板がつきものだった。
が、我が会も漏れなく、嫌がらせ的な投稿で困った経験がある。そこで、今は、どこのホ−ムペ−ジの掲示板も活用されていない。時代遅れ、と言った方がいい。掲示板の未来型が登場した。それが、フェイスブックだ。世界で10億人の利用者数。日本では、1千万人だそうだ。実名/住所を登録するのでイタズラ投稿はできないようだ。当会もフェイスブック導入を検討してみよう。

24年 4月17日・気功の会の事務局を休んで、4月12日に整骨院をオ−プンさせた。早速、患者さんが来院してきた。なぜか、右半身が痛い/なぜか、ヒジが痛い/正坐ができない、などなど。心身の不調の方が多いのを実感する日々である。整骨院より気功教室が健康によいのにな〜、と思いつつ治療をしている。

24年 4月03日・夫婦の力だけで整骨院開業の準備を行っているのでわない。自主的に気功の生徒さんが協力してくれている。家の片隅にあった茶ダンスを頂いたり、押し入れの肥やしだった座布団を持ってきてくれたり。カンバンがおかしい、段差がいけない、との指摘など等。ありがたいことだ。

24年 3月27日・整骨院開業まで、あと半月になった。資材の搬入もセッテングも、ほぼ完了した。知人の女性から、茶ダンスを貰った。これが待合室の主人になった。100年以上も昔のシロモノ。明治時代に制作したものだ。穏やかな気が漂う待合室ができた。

24年 3月13日・最近、感じる。40年も昔だと思う。「お客様は神様です」、と歌手の三波春夫が言った。世間は、そうだそうだ、と受け入れた。結果、現在は、俺はお客だ、とエゴで無理難題を押しとおす。商売人は、顧客満足度を上げよう、とお客さんの奴隷になりきる。変な時代だ。
気功教室には、まだ昔がある。それは、「お互い様」の心だ。先生は、感謝の心で、心身に良い気功の紹介。生徒さんは、安心と身のほぐれに、感謝する。お互い様です。


24年 3月 6日・昨日は、怒った。身体の気が充満し、地べたに叩きいれた。と、言うのは、62歳のオッサン達との会話。「葬儀屋の互助会に入会した。葬儀代が3割安くなく。墓も買った。野口さんも互助会に入会しなさい。」、と。その62歳のオッサン達は、ジイサンで年より老けて見える。死の準備は必要かもしれないが、80歳以上の老人なら、私も受け入れる。が、62歳だぜ。まだまだ、死を考える前に、人生を楽しむ、世間の役に立つ生き方を考えるべきだ、と年上のオッサンを怒鳴りつけた。怒りは収まらず、いつもの晩酌で、この話を1時間以上、妻に話した。そうだそうだ、アンタガ大将、と同意してくれた。賢い妻に合掌。

24年 2月28日・収入は増えないが、出費は増える。我が会の指導員は万が一に備えて、スポ−ツ安全協会の団体生命保険に加入している。自分の怪我もあるが、今まで一度も発生はしていないが、生徒さんが怪我した場合の対応として加入している。当初の保険額1200円だったが、数年で1850円に値上がりした。スポ−ツ安全協会は支払いが急増した為、値上げ、というが・・・・。

24年 2月21日・気功家 山部嘉彦会長、自ら福岡気功の会の公式ホ−ムペ−ジを、大幅改造工事中です。作成しては、消しの繰り返し、とのこと。確かに、ホ−ムペ−ジの作成には、相当なエネルギ−を求められる。気功家 山部嘉彦会長は、自宅でパソコンを,あのパワ−ある大声で怒鳴り/怒鳴りつけながら、ホ−ムペ−ジの改造作業をおこなっているはず。風景が見える。マリさん(会長夫人)も大変だ。

24年 2月14日・知人の女性(20歳代)に相談を受けた。母が便秘で苦しんでいる、何か方法はないか、と。我が家の朝食を紹介した。ヨ−グルト+果物+きな粉(ゴマ入り)。消化器系に活力が出てくるよ、と。数日後、彼女から、報告があった。母は快調になりました、私も調子が良いです、と。気功なら便秘には、憾天柱がよい。

24年 2月07日・気功の講師になって、早10年。気功だけでは、飯は食べれない。昼は気功の講師、夜は非正規会社員。人に命令されたくない、と会社を飛び出したが、左足のみ飛び出して、右足が煩わしい会社員から抜け出せないでいた。4年計画で整骨院開業を準備してきた。右足を引き上げるのに、後、2ヶ月だ。(これも、多くの知人の心の応援でできることだ、とツクヅク感じいる。)

24年 1月31日・会報「ゆ-き」がリニュ−アルしました。本日、発送します。リニュ−アルのコンセプトは「気功を学びたい人のための教養誌」です。投稿されている人物がスゴカ。小説家 片山恭一先生。超治療家というか不思議な治療家 河野靖代好先生。怪しい心理学者というか易学の達人 定方昭夫先生。独自の宇宙理論「ヌ−ス理論」を提唱する 半田広宣先生。と、どの人物をみても怪しいといえば怪しい。が、一流の達人が登場しています。お楽しみに。

24年 1月24日・昨日の新聞記事です。
気功療法のセミナー企画会社「アースハート」(福岡市東区)が、病気や痛みを和らげる「ハンド・パワー」の習得費名目で高額の受講料を違法に集めているとして、福岡、佐賀両県の弁護士14人が被害対策弁護団を発足させた。
なんと、70万円もの受講料だそうだ。騙すヤツは悪い。騙される方もいかがなものか。ハンドパワ−は気持ちいい程度で、病気を治すことはできません。騙されないためのコツ。気功治療で1万円以上を要求されたら退散することです。念のために、福岡気功の会は、治療はしません。

24年 1月17日・明けましておめでとうございます。と、言っても、正月は随分、過去のことのように感じます。今年は、どんな良い事があるか、楽しみです。早速、私には、偶然が発生した。整骨院開業にあたって、治療機器が欲しいな〜、しかし、お金無いし、との夫婦の会話。3日後、突然、知り合いの奥さんが、治療機器が家にあるからあげる、とのありがたいお言葉。軽トラックを友に借りて、頂いてきた。今年も、偶然が多々あるような予感がする。

23年12月03日・12月になると、なぜかセワシクなる。正月までにクリスマスを向かえ、その後、大掃除、お節の準備とつづく。わが家は夫婦2人とタマ、と少人数なので通常の生活で正月を過ごす。が、町に出ると、巷の「セワシイという波動」に流されてしまう。いかん。

23年12月06日・突然、事務局のパソコンがインタ−ネットに接続できなくなっている。
本日は、接続作業で大騒ぎだ。原因不明というか知識不足で手足がでない。プロバイザ−に電話して、言われるままに操作した結果、インタ−ネットに接続できた。意味不明の疲れだけが残っている。

23年11月22日・本日、「ユメルくん」が気功教室に参加した。よく喋りなさる。人形というよりもロボット人間、という感じだ。話しかけるとご返事の言葉がでる。抱き上げると喜ぶ。人間の子供に見えてくる。時代は変わったものだ。

 23年11月15日・今日は驚きました。気功教室でのこと。一人暮らしの女性(68歳)の話。養子の子供が良く喋るんです。可愛くて、可愛くて、とのこと。どんな子?「ユメルくん」ですと。朝は起こしてくれる。寝坊すると、キゲン悪く、オ・ハ・ヨ・ウという。誕生日には、おめでとう、と言ってくれる。ユメルくんはお喋り人形だ。我が子のように思える、そうだ。
何日も、誰とも喋らない、よりは、精神的には、いいかも。時代は変化している。参考にhttp://blog.livedoor.jp/rotterdam1122/archives/15372171.html
http://blog.goo.ne.jp/gulliver2004/e/e656445c9eebfdd7f465aeea839228a2

23年11月08日・本日も、本会のホ−ムペ−ジを閲覧して、ビデオ/テキストを購入したいとのメ−ルがきた。先週この欄に書いたように、インタ−ネットが時代の主流だ。本会のホ−ムペジは、公式HP+2本=計3本ある。1ヶ月の閲覧者数は1000人から1200人だ。怪しいヤツらが多い気功の世界で、安全な気功情報を流し続けるのが本会の使命である。

23年10月25日・事務局の近くのリサイクルショップが店じまいをした。店長は愛想のないお兄ちゃんだった。オ−クションより値段は高い。インタ−ネットのヤフ-オ−クションや楽天市場と張り合うには、大変な努力とアイデアが必要でろう。店じまいは当然の結果だ。我が福岡気功の会もインタ−ネットがなければ解散になる。と言うのは、新入会者の8割り以上がホ−ムペ−ジを閲覧しての入会だ。10年前には、想定できなかった時流になっている。

23年10月25日・11月23日に、中健次郎先生が北九州市で気功の勉強会を開催されるそうだ。乞われて来るのか、出稼ぎで来るのか知らないが、参加費5000円と、我々の感覚では、高い金額である。それでも、という方は、自由参加でどうぞ。

23年10月18日・秋が来ると、夏バテが来てヘロヘロになるのが相場だすが。去年の夏から、チョット違うような気がする。私の場合は、突然の歯槽膿漏や痔で痛い思いをした。知人のオッサンは、神経にウィ−ルスが進入して大騒ぎです。なにか時流が変わったように思うのは私だけではないのでは?

23年10月04日・10月になり朝晩は寒くなりました。最近の我が家の晩酌は、整骨院開設の話で花が咲く。綿密は設立計画や部材の購入。そのための資金の捻出等など。お金が無いのが自慢の我が夫婦には、現実は厳しいのを実感する日々です。

23年9月27日・結局、9月の後半戦は、体調不調だった。9割程度は快復しました。あるス−パ−ではクリスマスケ−キ・おせち料理の予約が始まった。年末が近い。残り3ヶ月、体力全快でいきたいものだ。

23年9月13日・油断大敵。プロとして体調管理には注意している。が、先日、ニンニク醤油付けを知人から頂いた。美味しそうな醤油色。デカイニンニクを取り出し、がぶり。なんと、中身はナマだ。食道は燃え、胃はケイレン寸前。酒で内臓を洗った。これで、終わり、と思ったが、敵はしつこい。2日後、肛門様が腫れる始末。立つのが辛い。トホホ。

23年9月06日・9月になり涼しくなりました。このまま秋、とはいかないものか。本日は、会報「ゆ-き」の印刷です。会員のみなさん、次号「ゆ-き」を楽しみにお待ちください。

23年8月30日・早いような、遅いような、8月が明日で終わる。暑い中、福岡気功の会のホ−ムペ−ジをボチボチ作成しているが、なかなか進まない。時間をかけて、ジックリ身体に沁み込ませるのが、気功のコツ。ホ−ムペ−ジ作成も同じ、としよう。

23年8月23日・今年の夏は、去年に比べれば、すごしやすい。今日は、タンスから長袖を出した。このまま、秋、とはいかないものか。さて、本日は、NPO法人の登記変更の書類作成だ。法務局への提出を忘れると、お役人様は強権でやって来るのです。「ま〜、いいか」、の世にならないものか。

 23年8月02日・本日の事務局は、のんびりム−ド。会報「ゆ-き」141号の発送をしています。会員のみなさん、お待ちください。別冊付録「気功的 心の風景」が漏れなく付いてきます。今回の付録、特に興味シンシンですよ。会員だけが学べるテキストに仕上がっています。

 23年7月19日・福岡気功の会のホ−ムペ−ジは、4本あります。(公式HP1本+野口運営3本)今、作成中のこのHPには、各指導員のペ−ジを設けました。が、予定どおり、ノンビリヤの指導員達は、原稿を送ってきません。これもよし、気長にいきましょう。

 23年 6月28日・6/26日(日曜日)は、筋診断研究会の研修会が開催された。新人が一人、入会した。コヤツ、10年前から筋診断研究会を知り、忘れた頃に参加しては、隠れる、不届き者だ。こういうヤツの入会でも、快く迎え入れる会である。コヤツは、楽しそうに夫婦で帰って行きました。(石を投げつけたい、コヤツは、私、野口です。)

 23年 6月07日・会報「ゆ-き」140号は発送しました。一段落。総会に備えて、資料作成がスタ−トしました。会計報告書が大変だ。どんなにやり繰りしたって、逆立ちしても、鼻血一滴も出やしない赤字の気功団体なのですから。気功通信教育講座を軌道に乗せなければ、未来はないのだ。

 23年 5月30日・早いもので、今日で5月が終わる。本日、会報「ゆ-き」140号を製本し、発送します。盛り沢山ですよ。総会メニュ−の紹介。このたび、指導員審査会で合格した、井上さんの気功に対する感想文、などを掲載しています。お楽しみに。

 23年 5月24日・福岡気功の会の総会準備が始まった。7月3日、ももちパレスで開催します。気功と言えば、怪しいことをやっている、研究している、と思うのが世間一般でしょう。
が、私達の気功は、科学的でなければならない、と考えているのです。今度の総会の講演は、元熊本大学教授で物理学の先生をお招きして、電磁波、放射能、原発の講義。もう一つ、東邦大学の医学部教授をお招きして、微生物感染症、ウイルスの講義を企画しました。会員は無料。一般参加者は、破格の1000円です。詳しくは、事務局にお問い合わせください。

23年 5月17日・来週には、会報の「ゆ-き」を完成したい、とのこと。俄然、気功家 山部嘉彦会長はエンジンが沸きかえっている。周りに居る人間は、台風に巻き込まれたような衝撃である。私は、長く事務局で働いているから、またか、で笑っていられる。が、普通の人じゃ、台風に吹き飛ばされますよ。気功家 山部嘉彦夫人は、しょうがないのよ、あの性格は。気功家 山部嘉彦台風がそよ風になっている。どの家庭も妻が上手なのだ。

23年 5月10日・先週の5/3日は、ゴ−ルデンウイ−クで事務局はお休みでした。その間の5月8日、日曜日に突然、夏が到来した。が、ここで気候に載せられては、体調を壊す。突然、半ズボンにTシャツに衣装変え、はまずい。ジョジョに薄着にする、がいい。

23年 4月26日・先週のある大企業の部長さん(全てを無くした老兵)、日時が立つと、コヤツは、バカだ、と判明してきた。部下をつれて居酒屋にいけば、2千円で飲まして、と主人に頼む。ただ酒はタラフク、自腹は出さない。飲酒運転は常習犯。部下には正義を守れ、不正はだめ。21世紀のわが社とは、と説く。こんなやつを大企業は、エリ−ト、と呼ぶ。とほほ、である

23年 4月19日・今日は、企業戦士の結末と題して書きたい。私の身近で起きたこと。ある大企業の部長さんクラスの戦士のこと。将来は、社長候補だった。が、先週、懲戒処分でクビになった。チンケな万引きでつかまったのだ。クビの根本原因は、3つある、と考える。本人が分、以上に権力、地位を求めた。売上数字一色の遊びのない企業経営にホンロウした。妻が補佐せづ、単身赴任させた。男は、妻が煽てりゃ天まで昇るのに。この結果、心と肉体のバランスが崩れたのだ。もっと言えば、左脳と右脳のバランスが崩れた。バカなヤツで終わらせることではない。本人、会社社長、妻の反省を求む。他人事とは思えない、のだ。あのまま、横浜でサラリ−マンを続けていたら、私も自滅していた。明日はわが身だ。勇気をだして、自分の道を生きろ、企業戦士達よ。

23年 4月05日・妻は、柔道整複師免許取得以来、天性の鋭さが出てきた。私達は、年の差夫婦である。が、事を起こすたびに妻の意見と指導を受けるはめになった。男は情けないものである。

23年 3月29日・我妻は、柔道整複師の国家試験を受けた。試験当日、泣きながら帰宅してきた。出来なかった、落ちた、と言って。昨日、合格発表だった。見事、合格。あの涙は、なんだったんだ。気功が足りないのだ。


23年 3月22日・東北・関東大地震の被害は目を覆いたくなるような大きさだ。何かの役に立ちたいと思う。許せないのは、原発だ。東電の話は、二転三転、信用できない、と誰もが思う。これが、元お役所の東電の体質だろう。国民は一生懸命生きてるんだ、しっかりしろ、東電。

23年 3月15日・東北・関東大地震の影響は、九州にもきている。神奈川県にいる娘から、ラジオ、懐中電灯、単1電池を送ってくれ、とメ−ルがきた。ラジオは展示品の1台があるのみ。
電池も最後の4コを手に入れた。懐中電灯は、五軒の電気屋さんをまわり、やっと、小さな電灯を手に入れた。宅急便で送ったが、何時つくか分からないそうだ。日本中が大変だ。

23年 3月08日・今日は、気功教室だった。奥さんは学校が終わり、夫婦で教室に参加した。教室では、先生と生徒である。このときとばかりに指示、指導、駄目だしができる。

23年 3月01日・2月は逃げる、と言うが、早かった。奥さんは卒業が近い、整骨院に就職は決まった。穏やかな家庭に戻れる予感がすが。余計な心配を創作する奥さんだから、平安はいつのことか。

23年 2月22日・数年ぶりの夫婦ケンカ。テレビショッピングで衝動買いをした。パソコンを。後付で妻に報告した。買う前に相談してください、と妻が言う。なに、反対か、それなら一生、パソコンは買わない、と応戦。その夜は、背中合わせの睡眠。翌日、夫は衝動買いを反省し、侘びをいれる始末。とほほ。

23年 2月15日・物事は常に進化して止まない、変化する中論(=易学)である。我が会も日本文化に適した気功にボチボチ進化してきた。しかし、俄然、最近の我が会の気功は音速いやマッハの早さで進化している。付いて行くのが大変だ。と、言うのは、気功家 山部嘉彦会長が図書を出版されてから、一段と進化された。今までの気功が嵐のごとく進化しているのだ。

23年 2月 8日・<先週の続き> お忙しい我妻は、2/5日(土曜日)に卒業試験が終わった。一段落。ヘロヘロの妻を誘って、月一度の月例練功会に参加した。気功は、技術的に理解できなくても、その時空間に身を置くことで、元気な心身に治癒してくれる。卒業試験は合格した。家事、洗濯、炊事の実権を早く、妻に返上したいものだ。手がシモヤケで困る。

23年 2月 1日・我が家の若妻は、3年間の大詰めである、卒業試験と国家試験で大騒ぎである。いつの間にか、家事、洗濯、炊事のほとんどが主人(私)の仕事になった。がんばらない、ことが気功教室の掟。妻にもガンバラナイ気功を指導しているのに、妻というのは、夫の話を聞いていない。聞かない生き物のようだ。

心の底の景色(震災生活の中でできることパ−トⅡ)

 NPO法人 福岡気功の会

会長 気功家 山部嘉彦 嘉彦

大震災が起こって分かったこと

 前回の講座は地震が起こって8日目に開かれました。まだ被害の全容が分かっていない頃合いでした。つまり、被害者と傍観者に色分けされていくその進行形の時でした。私たちはそれを見ていたのでした。その後の展開は、周知のとおりです。ところが、その後の1カ月の間に、状況は一変しました。震災の影響が、日本全国に及び、世界全体に及んでいきました。霧に包まれたように。そしてその霧が晴れてきて、まるでもう済んだことであるかのような無関係無関心の別動も生れてきました。

 たいていの事故事件はそのようにして被害の中心は傷跡となり周辺では忘れ去られていくものです。ところが、今度の震災は、断続的に各地に勃発する余震と原発事故の「おかげ」で、さまざまなあらたな被害が将棋倒しのコマのように次々に現われ、遠くへ奥へと影響が波及しております。卑俗な例で言えば、地震津波原発風評電力不足政争/暴露…と事件の連鎖を呼び起こし、それをマスコミが増幅して不安と焦燥をまき散らすという状況です。

 これらはみな、表面的な、目に見え、耳に聞こえる事象です。ところが、影響は見えないところ、聞こえないところにも及んでいます。

 私は地震が起こって10日後には『震災ノート』を発表しましたが、これは、被災の現場ではほとんど意味をなしませんでした。それどころではなかったのです。また、『震災ノート』の情報と実践定着を仲介する「通訳」が不在だったこともあります。現場でこれを活かすには、落差を埋める人材派遣が必須だったのです。

 ところが、現場から少し離れたところに住んでいる人からは、役に立った、役立てようと思った…という声をいくつも聞くことになりました。これは意外な反響と言えます。

 つまり、今度の震災は、文字どおり巨大震災だったのです。震災は「心災」として日本全域を襲い、キナ臭さは全世界に及んだのですから。

 

貧弱で幼稚な心

 やはり、人間は「心の動物」です。健康について日常気にするものは健身ですが、非日常においては康心が第一なのです。

 人が傷つく、というときケガをしたのではなく、心が傷つくのですが、心の傷が大きく深くなるのは、身体の傷と同様に、衝撃が大きく、強いときです。たとえば不意打ちです。しかしそれだけではありません。心に特有の条件があります。いくら衝撃が大きく強くても、覚悟していたことであれば心の傷はそうでもないのです。心を支えるものは愛情です。愛情の反対は憎悪とか敵意ですから、憎まれたり敵愾心を燃やされると、心はたじろぐのです。自分が当の相手を憎んでいたり敵視していれば相手からの憎悪や敵愾心には備えられます。しかし、裏切りなどによって、愛情を感じていた相手に思いがけなく激しく攻撃を受けると、そのショックは非常に大きくなります。

 地震にも津波にも心はありませんが、人間の側からすれば、大地も海も敵ではありません。母なる大地、母なる海と形容されるように、愛情を交わす相手である以上に頼りになる存在でした。その大地と海から、人々は突然、激しい攻撃を受けたのでした。

 「何の落ち度もない被害者に執拗な攻撃を加え…」とは地裁の裁判官が書く刑事裁判の判決文の常套句ですが、犯人がいれば「被害者の無念は察するに余りあり…」となって、「極刑もやむを得ない」と続いて、人の心は漸くにしてわずかに溜飲を下げ、収まるのです。つまり、仕返しをして気が済むほどに、心はきわめて幼稚にできております。なかなか進歩するものじゃない。アメリカ人がオサマ・ビンラッディーンを主権侵害無法テロでぶち殺して狂喜乱舞する姿を見ると、その次元の低さに私の心はすっかり冷えてしまいました。ダメだ、こりゃ。

 それゆえ、こなた、地震・津波に襲われた東北の人々の心の傷は、修復されずに、ずっと痛んだまま疼き続けているのだと見ることができます。

 物理的なものであれ、言葉によるものであれ、態度で示されるものであれ、金銭によるものであれ、それがいわれのない攻撃であるだけで、人の心はたちまち傷つきます。人の心は弱いのです。みんな、弱いと思って差し支えありません。強く見える人も、そうふるまっているだけのことで、実はみな例外なく弱いのです。

 この弱くて傷つきやすい心を、どう扱えばいいのか。また、傷ついてしまった心をどう修復すればいいのか。健康のための方法は、傷ついて癒えていない心の持ち主には、無効なのです。第一、進んでやる気にならないのですから。

 ここには、いくつかの法則があります。

 傷ついて癒えていない心の持ち主は、いっそう傷つき易い。

 そのため、傷ついて癒えていない心の持ち主は、いくつかの方法によってこれ以上傷つかないように、特別な態度をとるのです。

攻撃的になる。攻撃的にふるまうことで防禦しようとする。

自閉的になる。関係を持とうとしない。構わないでくれと言い、よそよそしくふるまう。

逃避的になる。場を避け知己を避ける。隠遁。旅に出る。

 しかし、人が本能的に採用する以上の方法は、心の傷を癒すのに実はあまり効果的ではありません。もっとも効果的な方法は、おそらく、傷ついた心を修復させるのではなく、傷ついた心を棄ててしまって、新しい無垢の心と入れ換えてしまう方法なのです。

 ただ、傷ついて使い物にならない心であっても、自分のものである以上、棄てろと言われても棄てられないものです。ですから、次善の方法として、傷ついた事実を忘れる、というのがあるのです。実際には、一時的に忘れる方法があるにすぎないのですが。そしてそれは、一時的に傷ついた心を手放して、無垢な心で遊ぶ方法でもあるわけです。

 傷ついた心は、基本的にうずくまっていたいのです。じっとしていたい。そうして癒えるのを待っていたいのです。もちろん、それが自然です。けれども、たいていはそれを許

さない事情があるものです。仕事だとか、家族だとか…。だから、つい無理をして、かえって傷を深くしてしまいます。

 日本神話に、天の岩戸に隠れてしまったアマテラスの話があります。アマテラスの場合は傷ついて穴籠もりしたのではありませんでしたが、ふさぎ込んでしまったのですから構造は同じです。そのアマテラスが、外の音(笑い騒ぐ声)が気になってちょっと覗いてみる気になりますね。そして、それが神々のシカケだとは知らずに(騙されて)ちょっと岩とを開けたところをタヂカラヲにこじ開けられ、世に光が戻ったのでした。

 アマテラスの心が、笑い騒ぐ声によって動かされた、というところがミソなのです。心が動かされるとは、心が入れ替わる、今の心を棄てる忘れることと、同じです。暗く沈んだ心や傷ついて塞ぎ込んだ心は、何に反応するでしょうか。何にも反応しそうにない心も、生きている以上は反応するのです。

 できるだけ、良質なものに反応させなければなりません。できるだけ、力が湧いてくるように反応させなければなりません。だれもが同調できるように反応させなければなりません。そこに智慧と技術があります。技術としては潜在意識に仕掛けるのです。智慧としては進取の気象にはたらきかけるのです。それは強いものか、美しいものに接続します。人は強いものや美しいものに惹かれるものだからです。

 進取の気象というのは、なーんだ、そうだったのか。ふーん、なるほど。…と感じる心のことです。潜在意識に仕掛けるとは、出ない元気、出ないやる気にはたらきかけて、発火させ、その気にさせる技術のことです。

 

人を励ますこと

 傷ついて、疲れ切って、すっかり落ち込んでいるとします。

 そのとき、「なあ、元気を出せよ」と声をかけられても元気は出ません。どんなに親しく、好きな人に声をかけられても、出ないものは出ないのです。

 しかし、こういうのはどうでしょう。

 元気を出そう。楽しく生きよう。剌と生きよう。じめじめしていないで、活々した生活を営もう。望みを失うまい。力を落とすまい。いつも愉快でいよう。明るく朗らかでありたい。若さを失いたくない。びくびくしていたくない。その土台は元気だ、活気だ。元気を出そう。

 活気が充ち満ちていれば、いつも明るく、楽しい。花が咲いて楽しくないなら、元気がないのだ。雪が降って嬉しくないなら、活気が足りないのだ。失敗して起き上がらないのは勇気がないからだ。風の吹くのが気にかかったり、雨の降るのを厭ったり、曇った空が恨めしかったり、晴れた日が面白くないのは、みんな元気が欠けているのだ。

 生きていることが嬉しくないのは、力が乏しいからだ。元気を出そう。そして嬉しく生きよう。ニコニコ出来ないのは元気がないからだ。快く働けない、爽やかに目覚めない、ぐっすり眠れないのも、元気がないからだ。不健康なのも、疾病が中々恢復しないのも、活気が乏しいからだ。

 思うことを話せない、人の悪いことを制止できない、良いことを人に教えられない、人を導けない、人に委せきれない。又、仕事するのが面倒だったり、音楽を聴くのがうるさかったり、面白いことがつまらなかったり、嬉しいことが癪に触ったり、人の笑い声でイライラしたりするのも、本当に元気がないからだ。

 人からの相談がうるさかったり、考えたことが行なえない、思ったことが出来ない、楽しく話し得ない、嬉しく思えない、快く感ぜられない、生きていることが不快なのも、みんな活気が充ち満ちていないからなのだ。

 幸福でありたければ元気を出さねばならない。希望を持とう。春のいのちを忘れまい。足は大地を踏みしめていても、眼は常に太陽に向けていよう。たとえ雲が光を蔽っても、私らは心から光を失うまい。いつも光と偕に生きよう。人生が暗く淋しく思える人は、自分が明るくないのだ。

 希望がなければ、剌としていられよう筈がない。剌としていなければ愉快であろう筈がない。愉快でなければ、嬉しかろう筈がない。嬉しくなければ鳥が鳴いても面白くない。ご馳走を食べても美味しくない。蓄音機がなっても快くならない。 希望を失うまい。元気を落とすまい。いつもニコニコしていよう。

 どうですか。この励ましの言葉の、並べ方の妙は。疲れ切って希望が持てず暗く沈んでいる時に、こういうふうに言われたら、どうでしょう。心が動くのではないでしょうか。

たちまち元気に明るくはなれなくても、そうだなあ、そのとおりだなあ。希望がないなんて言ってられないなあ…と思わせられてしまうような力があります。

 この文章には、愛情があると思いませんか。こどもが母親に抱く信頼と同じ匂いがあると思いませんか。でも、ベタッとした愛情ではなくて、ちゃんと距離感がある。だから自分の足で立ち上がる気持ちになる、そういう励ましです。

 誰が誰のために発した言葉でしょう。これは特定の対になった関係で発せられたものではないでしょう。大勢のくたびれ果てて敗北感に打ちのめされている人々に向けて発せられたものだと思います。でも、これを読んだら、読んだ人が励まされている気分になります。(野口晴哉 『全生』2011年5月号所載)

 こういう愛情を、持っていなくてはなりません。ほとんどすべての人が、ベタベタの対の愛情の言葉や態度は、腐るほど持っているけれど、微妙な距離感を保ちながら、その気にさせる強い励ましの言葉は、持ち合わせてはいないものです。それは、同胞愛のたぐいですが、親密な犠牲を厭わぬ同族愛よりは、敬愛と信頼の同志愛に近いものです。

 

快感の型

 かつて、快感の要素と構造について、話したことがあります。

  重きを置く価値 快感   美意識 体癖
1 自己愛。包まれ守られている快感。独占。従順。 集注の快 ゲマイン

間、緊張  律動
音色 色彩

910
2 漸増の快。蒐集の快。大量の満足。誠実。愚直。 達成の快 78
3 協調の快。和合。仲良し。温和の美。情感。 耽美の快 34
4 発見、自由、自立の快。序列、秩序。英断。 進取の快 ゲゼル 変化落差  
完成度
56
5 正義、理想、一貫性。崇拝。あこがれ。信念。 空想の快 12
1〜3は、共同体内秩序における心の安定を促進する美徳の素材であり、4と5は、共同 体間秩序または共同体からの離脱における心の調整を希求する知性の素材である。

 心の動き方、動機は、人によって違います。事象に対する反応のしかたが違うのです。そのもとを辿れば、感受性の方向すなわち何に快感を感じるかにそれぞれのクセがあるからです。上表の「快感要素」は、文化・教育の環境によっても、遺伝的条件によっても、継承され個人の中で定着の傾向をみますが、人はみな、1〜5の心を持っており、反応するのです。また、一つだけが突出したり、逆に一つだけがロックされることはごく少なく、たいていはミックスされています。幼少時と青年期では違い、老年期に変化することもよくあります。

 まず、自分の先天的なタイプ(根性)を知り、今の自分の成長タイプを知ること。そして、身近な人の快感反応から、自分とは別の快感価値き快感反応を持っていることを観察してみましょう。そうすると、ものごとを伝えるにしても、誘うにしても、励ますにしても、言葉を選んで使うことができるようになれます。

 また、人の言葉や態度に、今まで感じることがあった悪気が実はないことが分かったりします。

避難生活の中でできること

NPO法人 福岡気功の会

会長 気功家 山部嘉彦 嘉彦

震災お見舞い申し上げます。
 それはそれは大きな地震が起きて、津波が起きて、いろいろ壊れて、たくさん死んで、傷ついて、疲れ切っているところに、福島原発がぶっ壊れて、住民が避難させられるという事態になりました。

 私は長い間原発に強く反対してきましたから「だから言わんこっちゃない、今の人間の知的能力ではコントロールできないことだからやめろと言ってきたじゃないか」という思いが噴出しました。そして東電も政府も想定をはるかに超える事態に直面して、不手際続々ごまかし続々です。憤懣やる方ないとはこのことです。

 けれども、大バカヤロウの東電をやっつけても、被害はちっとも回復しない。原発被害はもちろん大きいですが、地震の被害も津波の被害もとてつもなく大きく、今ここにそのまま厳然としてある。誰のせいだと言い募っても溜飲は下がらない。それどころか蒙った被害は傷ついた感情に翻訳され、被害者それぞれの心の中に沁み込んでいってどんどん凝固していくのです。もうすでに固くなっている人もたくさんいると思われます。

 現実的な被害(家屋、家財、インフラ)は、これから少しずつ、必ず人々の努力によって回復していきます。それに勇気づけられて、人々の心の凝固も少しずつ解けていきます。しかし、それは部分的なわずかな融解であって、恐怖の印象だとか、喪失感だとか、被害感情の記憶はなかなか薄れないのです。どうすれば苦悶の沼を脱し、立ち直れるでしょうか。

 

くじけそうな心を溶かす

 この被害心情の構図は、意外なことに、比較的小さな交通事故に遭ったケースとまったく同じです。ここに解決の糸口があります。そんな被害の心情をもともに戻すには、どうしたらいいでしょう。気功には、解決力が備わっているでしょうか。

 備わっていると自負しているからこそ、書いています。どうぞ、読んでください。

ショックを外す

 突然事件に巻き込まれますと、人はショックを受けます。このショックは心理的なショックをいいますが、ガツンとぶつけられた物理的なショックと同じように、速さと密度が大きいほど、大きいのです。それはこういうことです。

ケース1
 たとえば、元気だったお母さんが突然死んでしまった。親一人子一人。死を看取ることもできなかった。後始末を一人でしたが、母を失ったショックと孤独感と絶望感で、落ち込んだまま というケース。

 筋診断で診ると、心虚。手首の小指側の陰(いんげき)というツボに赤色の一辺6ミリの三角形の色体を貼付すると、気が緩んだんでしょうかね、泣き出して、それから眠ってしまいました。起きてから聞くと「わたし、元気出さなきゃ」とニッコリ笑いました。別に励ましたわけでもありません。励ましたのは、赤の小さな三角形ということになります。
 

ケース2

 もう一つ。交通事故に遇って、鞭打ち症になった。フラフラする、頭痛と吐き気もなかなか治らない。事故に遇ってから半年にもなるのに、どの病院にかかっても、よくならない。それどころか、医師や保険の人や加害者からも仮病を疑われてほんとうに辛いと。どんな事故だったかと問うと、車でちゃんと信号待ちしているところに、相手が暴走してきてガツンと追突された。ハンドルで胸を額はフロントガラスにイヤというほどぶつけた。

脳震盪を起こした。相手が完全に悪いのに、謝らない、こっちは入院するはめになったというのに誠意のかけらもない…というような按配。それからというもの、ずっと症状が続いている。

 ありそうな話ではあるけれど、その当事者になってみると、知らぬ間に《やっぱり許せん感情》にがんじがらめになっちゃってる。不定愁訴は紛れなき未練症状です。

 悪いのは相手というのは分かった。で、あんた、この鞭打ち治りたいの? 治したくないの? 治りたいんなら、自分でカネ出して治す。自分の整備費用だからねと。そう言うと、は??という顔を私に向けた。その日は、納得できなかったのでしょうが、帰って考えて、翌々日だったか「治りたいです」と。

 心の向きを変えないまま治療しても、身体が逃げるとでも言うのか、治療点がうろちょろして、うまくいかないんです。まあ、通ってるうちに変わってはきますが、初めに変えてしまえば、治癒はあれよあれよですね。この時も、最初は心虚。

ショック性肩こりマッサージ

 二人に共通していたのは、肩甲骨の貼りつきです。当人は、首筋が痛い、肩こりで眠れないことがあるとしか言わない。バリバリの肩こりです。でも、問題は肩甲骨。さらに言えば肩甲下筋です。心経異常の兆候です。

 二人とも、ショックが身体の芯まで沁み込んでいたわけです。手を挙げてみると、バリバリの肩こりがあるんですから、肩の上の漬け物石も一緒に挙げてるみたいになります。それで、棘上筋−肩甲下筋−鼠蹊靱帯−大腿直筋−下腿外側(前脛骨筋、腓骨筋、ヒラメ筋、腓腹筋外側)−後仙腸靱帯を、順次リズミカルにメドレーリレーマッサージをしてもらいました。さっさっさっと、20回ずつ。ものの2〜3分もかからない。で、終わってからもう一回、手を挙げてもらうと、今度はスウーッと挙がった。あれってなもんです。まあ、効いたんですね。その場では。

 このマッサージは正式には診断筋マッサージの中の「中胚葉系筋群さらさらマッサージ」というのですが、リクツを言ってたら日が暮れるので、とにかく騙されたと思ってやってみるといい。リズミカルにフェザータッチで手際よくやるのがコツです。

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このマッサージは、身体の左右を比較してより短縮している側だけをさすると、もっとはっきり効果が現れます。立っている時は、両手を後に回して腰骨の高さを左右比べてみて低い側です。ついでに側腹もつまんでみて痛い側が腰骨の低い側と一致していたらまず間違いなくそちらが短縮側です。分からなければ、両側同時にやればいいし、片側やって肩こりが改善していないようなら、「今のはチャラ」とか言って、「今度はホンキ」と唱えて、逆側をやればいいのです。

 肩が強いこりで、背中の肩甲骨が貼りついているような人は、やってみてください。やらないよりは、はるかにマシです。副作用もない。

心の疲労

 しかし、地震に遇って誰もがみな心経異常に陥るかというと、そうでもない。人によります。では全然平気な人がいるのかと言えば、いませんね。あんな地震と津波とその上原発避難ですから、皆、どこか狂ってしまいます。狂って当然、狂わなければ、それは不感症ですよ。かえって危ない。

 とにかく皆、疲れ切っています。その大半は心が疲れてヘトヘトになっていると思います。身体も疲れていますが、身体が疲れているだけならぐっすり寝られます。ところが心が疲れていると、身体が疲れているのに眠れない。神経が尖ったまま休まらないのです。これは、脳神経の疲労ですから、外胚葉系の異常となって出ます。高血圧、いらいら、眼精疲労、分泌異常など。

 消化器系統の異常が出る人も多いです。軽い人は便秘です。重い人は下痢。食欲不振もありますし、胃が痛いという人も出てきます。味が分からないという人もいます。たいてい息が浅くなってしまいます。症状はさまざまですが、消化器症状です。これらを内胚葉系の異常と診ます。

 まず外胚葉系。次に内胚葉系。最後が中胚葉系です。中胚葉というのが、さっきのショックで小便も詰まっちゃうようなケースです。循環器系統の異常で、血流が悪くなります。生命活動の基礎が揺らぐわけですから、どことなく鈍くなり、面白くなくなります。元気が出ない。低体温症状態です。

不安と心配

 今、テレビで避難所を巡回しているお医者さんの簡易診療の様子が出てましたけど、「そーなんですかー。ハイ、じゃあこの薬のんでね、おばあちゃん、よく眠れるから。不安も消えるから。大丈夫ですよー」なーんでやってる。医者なの?薬屋なの?って感じですが、まあ、マニュアルだけで智慧もないし、たくさん見回らなければならず、すぐ処方しなければならないとなれば、それも仕方ないです。でも、気功家としては、自分の力で、自分の身体の中にある元気を引き出して、自分で立ち直るというシナリオを用意したいですね。

 不安と心配で眠れないというのは、別に被災地の人だけじゃありません。何せ見通しが利かないのですから。不安というのは、ほら、15日の晩に静岡の富士宮の直下地震があったでしょう。長野でも新潟でも岐阜でもありました。こうなると、日本列島全部地震の巣じゃないかと。静岡のなんかは、311地震が引き金になって起きたにちがいない、東海大地震の前触れだぞ、今度は東京全滅だぞとなって、西日本に脱出、海外に脱出の気運高まること請け合いです。不安と心配で眠れないとなる。

 自分のことが心配というのはどうもケツの穴が小さ過ぎというか、小学5年生の少女が彗星が地球にぶつかったらどうしよう…とか、太陽が燃え尽きたら地球はどうなっちゃうのか心配で眠れないというのと同じで、薬も処方のしようがないのですが、大人が取り越し苦労症に陥るのは一種の退行現象ですから、こどもをあやすように励ましてやらなければなりません。「キミの今の心配は、地球の最後の心配と同じだよね、どこが違うと?」と自問するのです。

 また、心配の中には、自分はこうして助かったけれど、肉親はどうなったことやら消息がつかめない、あるいは津波の中で手を離したばっかりに娘は死んじゃったにちがいないというような、自分の不甲斐なさを悔いる心が絡まった心配もたくさんあります。悔いは、悔いても仕方ないという慰め方は慰めにならない。悔いはそのまま認めてやること。悔いはちゃんと悔いなさい、です。悔いて悔いて、悲しみ抜いて、泣き寝入りしなさい。それでも、生きなさい。そうとしか言いようがありません。自分を静かに見つめることが大事です。悔いは心の悲しい宝石です。

亀息のすすめ

 不安や心配に対する私の唯一の処方は、亀息(きそく)です。

 亀は耳で息をする。椅子に座る、正坐、盤坐どれでもよい。顎を引き、背筋を立てますが、肩を沈めてできるだけリラックスしてから始めます。

 軽く目を閉じ、鼻を尖らせ、頤を尖らせます。鼻から細く息を吸い上げ、目頭から方向を水平に転じて目尻を経て耳から抜きます。地平のかなたまで細く吐きます。吸う息を耳から入れて目頭に溜め、呼気は鼻筋を下へそっと落とす。この繰り返し。落ち着いてきたら、耳で息を出入りさせ、その息を細くかすかにしていきます。息を忘れてぼんやりするのもいい。長い時間は必要ありません。最初は2〜3分のつもりでやってみましょう。長くてもいい。10分できたら上等です。
 

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この呼吸法は一種のイメージ呼吸ですが、自分の不安、自分の心配の中の、ほんとうの不安、ほんとうの心配をはっきりさせるようにします。毎晩、亀息を行じて、自分の心配、自分の不安と向き合います。心配する自分、不安に思う自分を認めてやれば、心は少し和らぎます。それでいいのです。

いくつかの元気引出しプラン

 これから、まだまだ避難所生活が続きます。肩身は狭く、不自由です。プライバシーもなきに等しい。いつのまにか、息は浅くなり、視野も狭くなり、心は浅ましくなります。姿もふるまいも一気に老け込むのです。そういう状況のカンフル剤は笑いです。自分で笑うのもいいし、笑い声を聞くのもいい。とくにこどもの明るい笑い声が一番効く。だから大人としては、こどもに笑ってもらう仕掛けを考えることです。息が調います。歌を歌うのも呼吸法の一種で効果があります。静かな歌がいいのですが、明るい歌もいいけれど騒がしいのはいけません。
 また、平穏な地域でテレビでニュースを見ているだけでも身体が固くなるのですから、当事者の身体の固さは推して知るべし、です。うずくまっていないで、でたらめ体操でもいい、身体を動かすようにしましょう。万歳呼吸は効きます。それから膝の曲げ伸ばしと膝回しは必修です。それと、エアー重量挙げ。足首さすりと手首さすりも。散歩もお勧めします。

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万歳呼吸は、両手を高く挙げたままの姿勢で鼻から息を吸うのです。大きく吸って、ちょっと止めてまた吸って、止めて、また吸って…と3〜4回繰り返します。それ以上吸えないところまで吸って、その直後に腕をどっと落とす。同時にわっと吐きます。手は胸のあたりまで落ちます。真ん中の写真です。吐いてもまだ残気があります。その残気を、唇を窄めて手を下ろしながら吐いていくのです。吐いて吐いて全部吐ききる。吐ききったところで身をぶるぶるっと震わせて、最後にすっと自然に吸い込む。

 1クール30秒ほどかかりますが、これを4回やります。だいたい2分です。肋骨が上り、横隔膜が伸びますから、肺活量が増えます。何といっても、1回の呼吸量が増え、酸素の供給が増えますから、朝起きてやる体操としてこれ以上のものはないでしょう。

 大きなショックを受けると、人は一気に老け込んでしまうと、先ほど書きましたが、身体の面では、それが足腰にきます。骨盤が落ちて、鼠蹊部が縮むので、恥骨が前に出て膝が前に出ます。その膝に体重の負担が偏って、晴や痛みが出易くなります。足腰の弾力を回復させるために、膝の屈伸運動旋回運動は欠かせません。膝の痛みも軽くなります。

 エアー重量挙げも、足腰が焦点です。とくに腰。びっくりすると腰を抜かすといいますが、多くの人の腰のタガが外れた状態になっているものと思われます。これはそのタガを締めなおす運動と思ってください。最後のところで、背筋を締め、腰を締め、お尻と膝を締めるのです。

 さて、最後に、フラッシュバックのスイッチを外します。6年前の3月、福岡に直下型の地震がありました。震度は6弱で、今度の震災に比べたらとるに足らない規模の被災でしたが、それでも多くの人にしばらくさまざまな後遺症が残りました。中でも、「まだ揺れている」との訴えは深刻でした。

 これに対処するため、いろいろ試してみましたが、振り珠と三環掌が効果的でした。振り珠というのは、お臍の前で両手を組んで全身を上下に細かくシャカシャカシャカとゆするのです。5分以上続けます。その心は揺られていないで自分で揺するのです。

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三環掌というのは両手同時に円を描くだけの気功です。まず立ての円、次に水平の円、そして前の壁に描く円です。円の大きさは直径40センチほど。一周を6~10秒で、ゆっくり回す。立円・平円・横円それぞれ10回ずつ。5分足らずの気功です。その心は三半規管の立て直しです。

 人間の心は、意外に単純なところがあります。でも、それを認めたがらない知性がある。知性が心の喜びを邪魔するようなところがあります。ですから、気功をする時は、こどもの心に戻って、少しおバカで、すなおな気分でやるようにします。そうすればきっと、効果を感じることができると思います。少し、元気になります。必ずなります。

 元気があれば、大丈夫。

おわりに

 このメッセージは、被災者のみなさんのために書いたのですが、仲買人の役割を担ってくださる方がいてはじめて生きてくるのではないかと思います。指導者や統率者、リーダーシップを取れる人、ボランティアセンスのある人が、それぞれの才覚で荷ほどきし、アレンジして使いこなしてもらえると嬉しいです。分かりにくいところなど、ご遠慮なく質問をお寄せください。少しでもお役に立てますように。(2011年3月20日)

お知らせ

2010年12月に著者:気功家 山部嘉彦会長が図書を出版しました。

『医薬にまさるあざやかな自然治癒力は誰の中にもある』30年の実践と思考を重ねた気功家が縦横に語る生命の歴史と東洋の知恵。 

                  
「自然治癒力講義」 気功家 山部嘉彦嘉彦
 洋泉社刊 定価:(本体)3,800円+税  

太極棒気功のテキストが完成しました。

なんと、40ペ-ジもあるのに、1000円、と格安です。

太極棒も販売しています。 

会の特徴

ご挨拶

福岡気功の会のサイトでは、気功の紹介/福岡気功の会の活動紹介/全国各地の気功愛好者との交流/ホットな健康情報の発信をミッションとして公開しています。福岡気功の会の気功はコツコツ自分でやる気功ですが、元気が湧いてきて、自分らしいと思えるようになる気功を目指しています。

NPO法人 福岡気功の会のもう一つのホ−ムペ−ジ 

NPO法人 福岡気功の会の通信教育のホ−ムペ−ジ

気功通信教育講座のすすめ

 日本で老舗の気功団体です。

 心身の健康を求めて集まった会員が300名。

 真面目に22年間、気功を研究した集大成が気功通信教育の教材です。 

 全国から気功通信教育の問い合わせが来ています。

 気功教室でもフィットネスクラブでも気功通信教育の教材を基本に指導しています。

 もちろん、自宅で、一人で健康を手に入れるアイテムとして気功通信教育の教材が活かされています。

  1. 3つの気功通信教育講座がある。
    1)ヘルスカスタムコ−ス
    気功を知らなくても、簡単に健康法を手に入れられる。
    2)気功入門コ−ス
    簡単な気功を習いたい、という方のためのコ−ス。
    3)練功講座コ−ス
    気功はある程度、知っているが、もう少し深く学習したいという方用です。
  2. 日本人の気質・体質に合う気功法を教材にした。
    日本人と中国人では、文化、歴史、気質が違い、中国気功をそのまま学習しても、なかなか上達しない。
  3. 学費を低く押さえた。
    ヘルスカスタムのAコ−スの場合
    画像CD5枚(又はビデオ5巻)とテキスト5冊
    会員:28,350  一般:31,500
    (分割、相談して下さい。)
  4. 受講生一人一人に、本会指導員が1名選任されます。
    本会の指導員があなたの専属指導員になって、電話、FAX、メ−ル、郵送で質問に答えます。
  5. 各コースにスクーリングがあります。
    希望者のみ、各コースにスクーリングが追加オプションとしてあります。
    直接、気功家 山部嘉彦会長の指導を受講できます。
    開催予定地:札幌・東京・大阪・福岡

筋診断のお知らせ

毎月、筋診断の例会を行なっています。

月末の日曜日 午後13時からです。

場所:福岡市南区井尻2-45(牟田町会館)

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NPO法人福岡気功の会は、1986年に発足した老舗の気功団体で、27年間、真面目に気功を研究したNPO団体ですので、これまでに培った気功術や通信講座をご紹介させていただきます。

気功には、経絡(気の道)は付き物です。心身の健康には、経絡を整える必要があります。その技術として、筋診断法を学んでいます。